【ITパスポートの試験】

ITパスポートと就職・転職

採用合否の判断基準にはならなくても、仕事を始めると必ず役立つ資格です

ITパスポートの資格は就職や転職の武器になるでしょうか?就職活動に備え資格取得を検討している学生のみなさんには、特に気になるところですね。
結論から先に述べてしまいましょう。正直に言って、ITパスポートの資格を取得していることが、みなさんの就職活動で採用を決定づける要素にはならないでしょう。なぜならこれまでお伝えしましたように、ITパスポートは、「コンピュータを扱うすべての職業人に必要な知識」だからです。

たとえば、学生のあなたが食品メーカーに応募をする場合、面接官が知りたいのは、「なぜウチの会社に興味を持ったのか」「なぜ食品メーカーで働きたいのか」「学生の時にどんなことをして過ごしてきたか」などです。
そのような面接の場で、コンピュータの基本的な構成に詳しいとか、ネットワークを利用した業務の効率化に知識があるとかそういうことは、ほとんど問題にはされません。アピールすべきはあくまで「食品メーカーで働きたい自分について」なのです。

しかしこういうことはあるでしょう。
「私が御社でやりたいのは、安全で美味しい食品を、消費者の声を大切にしながら、企画・開発して全国にお届けすることです。そのためにはマーケティング(消費者アンケート)活動を行うために、ITの知識に詳しいこともとても大事なことだと思っています…」。そのようなアピールなら、面接官もきっと喜んでくれるはずです。

ITの技術は、業種を問わずどんな分野にも浸透しています。保険会社が金融商品の決済をするのも、流通会社が配送商品のルートや在庫の管理するのも、不動産会社がお部屋を探しているお客様を募集するのも、もうほとんどすべての世の中の仕事は、ITの技術がなければ動きません。

ですから就職や転職活動でITパスポートの資格取得をアピールするのは、副次的には、どのような企業へ向けても効果が、それも非常に高い効果があるといえるのです。

どうぞ、ITパスポートを取っても、就職・転職活動にはそんなに意味がない、とはくれぐれも考えないようにしてください。採用の合否には直結しなくても、晴れて採用され入社をした後には、すごく役立つのがITパスポートの知識です。
そのことは企業の方もよくわかっているようで、すでに大手の家電メーカーや電力会社など有名な会社がたくさん、社員にITパスポートの取得を奨励しています。
学生のうちにすでにITパスポートを取得しているみなさんが、就職活動で何かしらプラスの印象を与えることになるのは確かです。また社会人になると仕事が忙しくなり、じっくり試験の勉強をする時間もなかなか取れないものです。生涯活用するスキルは、なるべく時間の余裕のあるうちに取得しておくのがベターでしょう。

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